イルミハール

76 2.バスマラを唱えてウドゥーします。足のところに水が溜 た まる場 合は足をグスルの最後に洗います。 3.ウドゥーするとき 、 口や鼻に水をたくさん入れて洗います。な ぜならこう洗うことでグスルのファルドである口と鼻を洗ったことに なるからです。 4.頭に 3 回水をかけて、毎回頭をなでます。ひげや髪の毛の下の 皮膚まで水が届くように洗います。 5.右肩に 3 回水をかけて、毎回右肩から体をなでます。 6.左肩に 3 回水をかけて、毎回左肩から体をなでます。体は、へ そも含めて濡れていないところが残らないようになでながら洗いま す。 グスルと歯の 被 かぶ せ物について ハナフィー派によって、グスルで口や鼻は体の外部とされていま すので洗うことがファルドです。シャーフィイー派によればスンナで あります。 グスルをする者の歯に被せ物又は詰 つ め物があった場合、その被せ 物や詰め物の外部を洗うことでグスルが出来ます。しかし、入れ歯で ある場合、入れ歯を取り外して、その下を洗うことが必要です。 この件は、傷や包帯の上をマスフする(濡れ手で軽く触れる)の が認められているのと同じです。傷についている包帯類の下まで水を 届ける必要がないように歯の被せ物や詰め物の下にも水を届ける必要 がありません。 歯を詰めることについて 歯に虫歯やひび割れが出来た者には歯に詰め物をすることや被せ 物をすることが許可されています。しかし、必要もない、装 そうしょく 飾目的は 許可されません。

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