イルミハール
194 ンにします。お認め下さい!ビスミッラーヒ・アッラーフ・エキベル」 と言って屠ります。 好ましいのは自分のクルバーンは自分で屠ることです。しかし、 それが出来ない場合、他のムスリムに代理で屠ってもらうことも可能 です。その場合屠るとき、立ち会った方が良いです。 クルバーンの肉は3つに分けます。一部は家族に残し、一部は友 達や知り合いに御 ご ち そ う 馳走するために残し、一部は貧しい方たちにサダカ とします。 アキーカのクルバーン 子供が生まれ、ALLAH(s.w.t.)に感謝として屠るクルバーンを「ア キーカのクルバーン」と言います。アキーカのクルバーンを屠るのは ムスタハブです。生まれた日からいつでも屠ることが可能です。生ま れてから 7 日目に屠るのが適切です。 生まれてから 7 日目に赤ん坊の髪の毛を剃って、髪の毛の重さに 相当する重さの金又は銀をサダカとして捧げ、アキーカのクルバー ンを屠ります。男児、女児関係なく新生児1人に対しクルバーンを 1 頭屠ります。男児の場合 2 頭のクルバーンを屠るよう伝えたアーリ ム(イスラーム学者)もいます。クルバーンとして認められる条件を 満たす動物がアキーカのクルバーンのためにも屠られます。 アキーカのクルバーンの骨は、子供の健康や救済への祈りとして 折らずに関節から解体します。又は子供が謙 けんきょ 虚になること、そして悪 い性格にならないことを祈って折ることも出来ます。両方ともムスタ ハブです。 アキーカのクルバーンの肉は、屠った者が食べたり、他人に食 べさせることも可能なように、一部又は全てを寄付することも可能で す。
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