イルミハール
183 断食はニッヤによって2つに分かれています: 1.夜からニッヤする必要がある断食: ラマダーンのカザー、ナー フィラの断食が無効になることによって再び行う断食、カッファーラ の断食、時期が決まっていないナズィルの断食。以上の断食の類には 夜からのニッヤが必要です。 2.夜からニッヤするのが不要の断食: ラマダーン月に行う断食や 時期が決まってあるナズィルの断食又はナーフィラの断食です。これ らの断食には夜からニッヤする必要はありません。夜からニッヤをす ることも可能ですが、昼のズフルの礼拝の 20 分位前までにニッヤす ることも可能です。ラマダーン月にでは単に断食とニッヤされても、 ナーフィラの断食や他の断食にニッヤされても、ラマダーンの断食と なります。 断食が無効となっても、カザーのみが必要となる事柄 1.断食していることを意識しながら喉に何かが入り込むこと。 2.口又は鼻に入れた水が誤って喉に流れること。 3.ラマダーン月の断食にニッヤせず断食を無効にする事を行うこ と。 4.忘れて飲食した後、断食が無効になっていないのに無効になっ たと思って意識しながら飲食すること。 5.口に入った雨水や雪を仕方なく飲み込むこと。 6.注射を受けること。 7.鼻に薬(鼻薬など)を入れること。 8.耳の中に油を流すこと。 9.イムサークの時間にまだなっていないと思って、サフル(断食 開始前の食事)すること。 10.日が沈んだと思って、イフタール(断食終了の食事)をすること。
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