イルミハール
168 重要な注意事 1.葬儀の礼拝の4回目のタクビールの後、両手を結んだままサラー ムすること、又は右側にサラームしたとき右手を放し、左側のサラー ムしたとき左手を放すのは間違いです。正しいのは、4回目のタクビー ルの後に両手を放して横に下げてからサラームすることです。(ドゥ レル ,1/53) 2.葬儀の礼拝でイマームが声を出してアッラーフ・エキベルと言っ た際、頭を上げるのは間違いです。 3.葬儀の礼拝するとき、地面又は靴が汚れている場合、靴を脱い でその上に踏む必要があります。 お墓や埋葬 葬儀の礼拝をした後に、棺 ひつぎ を四方から持って運ぶのはスンナです。 まずは棺の前の左側を右肩に、次に棺の後ろの左側を右肩に、次に棺 の前の右側を左肩に、最後に棺の後ろの右側を左肩に載せて、各状 態で 10 歩ずつ運ぶようにします。運ぶ人々は速足で、遺体を揺らす ことなく運びます。遺体を運んでいるとき、大声でズィクルすること (アッラーフ・エキベルなどを言うこと)や霊園についたとき、棺を 地面に置く前に座ることはマクルーフです。 墓の深さは最低人の背の高さの半分位で、遺体が楽に入れるほど の広さで掘ります。それより深く掘るのはより良いです。墓掘りが終 わり、地面が固いならラヒトゥを作ります。つまり、墓のキブラ側を、 遺体が入れるほど掘って遺体をそこに置きます。遺体は墓にキブラの 方向から下ろします。右横倒しで顔をキブラ側に向けた状態で遺体を 納めます。 納めるとき 「ビスミッラーヒ・ウェアレー・ミッレティ・ラスーリッ ラー」 と言います。カファンの頭の先や足の先の結び目が解かれます。 ラヒトゥに納められた遺体に土が直接落ちないように、日 ひ ぼ 干し煉 れ ん が 瓦又 は板などを置きます。墓の上は土で覆われます。墓掘りで掘り出した
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